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一陸技 受験記

一陸技 受験記 1

平成25年1月期 一陸技を受験した際の体験記です。
約半年の期間で一度に4科目合格した勉強内容をまとめました。


試験の概要 結果

平成25年1月期を受験 (各科目75点以上で合格)

  • 無線工学の基礎 :  81点/125点 65%
    • A問題 12問/20問 正解
    • B問題 21問/25問 正解
  • 工 学 A    : 105点/125点 84%
    • A問題 16問/20問 正解
    • B問題 25問/25問 正解
  • 工 学 B    : 120点/125点 96%
    • A問題 19問/20問 正解
    • B問題 25問/25問 正解
  • 法 規     :   90点/100点 90%
    • A問題 13問/15問 正解
    • B問題 25問/25問 正解

陸特を含めた各科目の難易度 (私が受験した際感じた難易度です)

難易度98765432
科目陸技基礎工学A工学B陸特工学陸技法規陸特法規

基礎・法規  工学A・工学B

使用した教材

  • 第一級陸上無線技術士―平成17年1月期ー平成21年7月期
  • 第一級陸上無線技術士―平成19年1月期ー平成23年7月期
  • 電波法規 (1・2陸技受験教室)

勉強時間・量

  • 勉強期間 平成24年8月1日~平成25年1月23日まで
    • 平日 2~3時間
    • 休日 平日に出来なかった分+2~3時間

時間に表すと2~3時間ですが、時間単位で勉強したのではなく
「今日は平成17年1月期と2月期の基礎科目を一周させる」
といった勉強方法でやっていました。

  • 過去問の勉強量
    • 基礎・工学A・工学B
      • 17年1月~23年7月まで10週 (7年分 14回)
      • 24年1月と24年7月まで3週 (主に実力試しに使用)
    • 法規
      • 17年1月~23年7月まで10週 (7年分 14回)
      • 24年1月と24年7月まで3週 (主に実力試しに使用)

受験時の年齢や資格など

  • 受験前までに取得した資格
    • 宅地建物取引主任者
    • 簿記2級
    • 初級シスアド
    • 一陸特
    • 工事担任者 総合種
    • 第二種電気工事士

 ※一陸技を取得後、電気通信主任技術者(伝送交換)、第一種衛生管理者も取得

全体を通して

一陸技の勉強を開始するまでは、第二種電気工事士の技能試験対策をしていましたので
技能試験が終了後すぐ開始しました。

第二種電気工事士の筆記試験勉強中に、一陸技の過去問パターンをまとめておいたので
漠然とした感じでしたが、だいたい半年あればなんとかなるだろうという感じで受験を決意。

一陸技に合格するために必要なものは二つ。

  • 一つは、過去問
  • もう一つは、覚悟。絶対にあきらめずに勉強し続けること。

社会人が勉強し続けるのは本当に大変なことです。
飲み会等の誘惑もあるでしょうが、
それ以上に大変なのは日々追われる仕事もこなしつつ毎日勉強する時間を作ることです。

通勤時間、昼休みのスキマ時間もフルに使い、
家に帰ってもテレビの時間などを削り時間を抽出しなければなりません。

一陸技を取得するならば、勉強する習慣・環境をもっていないと非常に難易度が高くなります。
もっていないならば簡単な資格の勉強から開始し、勉強する習慣・環境を作っていってください。
家庭持ちのかたは、家族の協力も得ましょう。
「勉強ばっかりして!」なんて後指刺されなくなるだけでも違うものですよ(笑)

また、受験費用が13000円と高いので、二度目は無い!と自分を追い込むのも必要です。
落ちれば時間もお金も倍使うことになってしまいます。
時間もお金も有限です。なるべく有効に使いたいですね。

試験中心がけたこと

3点あります。

  • B問題では10問以上間違わないこと
  • 計算問題は最低3回は解いてみること
  • 最終的に2択で迷ったときは最初にピンときたほうを信じること

まず最初のB問題では10問以上間違わないことでは、
そのままですが10問以上間違えると合格する確立が減るからです。
A問題に比べB問題は過去問の比率が高く、容易に点数がとれます。
ここで10問以上落とすようでは難易度の高いA問題で合格点がとれるのは難しいと言えます。

  • B問題を1問~5問間違え  →マイナス5点 →A問題を9問落としてもOK
  • B問題を6問~10問間違え  →マイナス10点 →A問題を8問落としてもOK
  • B問題を11問~15問間違え →マイナス15点 →A問題を7問落としてもOK
  • B問題を16問~20問間違え →マイナス20点 →A問題を6問落としてもOK
  • B問題を21問~25問間違え →マイナス25点 →A問題を5問落としてもOK

B問題の1点はほぼ5点の意味があります。
74点で合格をのがしたのでは、あまりにもツラすぎます。
難易度の高いA問題に余裕を持たせる意味でも、B問題は確実に15問以上とれるよう勉強しました。


次に、計算問題は最低3回は解いてみることですが、本試験は普段とは違う緊張が強いられます。
簡単に計算できていた問題でも、本試験では別物になります。
よくよく見ていたら計算に数値を加えていなかった、小数点の場所を間違っていた、
そもそも計算自体間違っていた、などよくあります。

ケアレスミスで落ちたことを悔やむくらいなら、3回くらい見直しても損ではありません。
実際、工学Bでは3回目の計算の見直しで正解に導けた問題もありました。
ケアレスミス、思い込みは本当に怖いです。


最後の最終的に2択で迷ったときは最初にピンときたほうを信じることでは、迷信に近いものはありますが、
だいたい最初にこれが正解だ!と思ったほうが正解になることが多いと思います。
無線工学の基礎はこれにだいぶ救われたものがあります。

今までの知識がベースとなった直感ですので、しっかり学習して本試験に望めば、
結果として返ってくるものだと思います。
過去問をベースにした応用問題なんかには特に有効だと思っています。

一陸技を受ける上で必要な知識

一陸特は絶対に取得しておくべきです。
直接関係してくる問題は多くはありませんが、一陸特で無線関連の知識に慣れておく必要があります。
特にdB計算や半導体の種類・特徴、アンテナの種類・特徴、法規の言い回しあたりは
一陸特で基礎知識としてマスターしておきましょう。

できれば第二種電気工事士の計算問題程度は押さえておくとより良いかと思います。
電気工事士は弱電・強電にかかわらず、電気を扱う資格の基本中の基本といえます。

電力の求め方の様々な方法や、三角関数、直流・交流の違い、電子回路の計算などは
一陸技でも十分訳に立ちます。

工夫したこと

過去問に付箋

毎日使う過去問ですので、持ち運びだったり、ページにアクセスしやすくするために一工夫必要になります。
過去問を裁断して科目別に持ち運ぶという手もありますが、切ったりするのがあまり好きではないので、
持ち運びは仕方ないものとして、付箋を使う方法を私はとりました。

問題と解説の部分に付箋を貼る事で、見たい問題や解説にすぐにアクセスできるようにしています。

一陸技 過去問に付箋  一陸技 過去問に付箋

一陸技 過去問に付箋  一陸技過 去問に付箋

公式をまとめたノートを作成

一陸技の本試験では過去に出題された問題が多くでます。
しかし、過去とまったく同じ問題がでることは少なく、
表現だったり、数字が変わっていることが多いです。

過去問を分析することで、同じ過去問でもどこが違くてどこが同じか判断できるようになります。
その際有効になるのが、オリジナルの公式をまとめたノートです。
公式というよりは気づきノートといっても良いかもしれません。

たとえば工学Bの「波長」がキーワードの問題であれば、大きく「半波長」と「一波長」があります。
ここに着目できれば「一波長」が答えとなる問題は「双ループアンテナの円周の長さ」だけとなります。
「半波長」の問題は「上記以外」のすべての問題が対象になります。

こういった気づきを沢山増やしていくためにも、まとめノートは非常に有効です。
気づきが増えれば増えるほど、正解を導きやすくなります。

基礎・法規

各科目ごとの感想

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